「若い卒業生の集い2018」初めての開催
報告 板橋 洋一(42回s48)
11月25日(日)午後1時から、川崎高校多目的室で柏葉会として初めて「若い卒業生の集い2018」開催しました。この集いは、フレキシブルスクール川崎高校を卒業した会員に、当時の担任の先生方や同級生と旧交を温め、将来に役立つ情報交換ができる場を提供しようと試みたものです。
当日はF12~14期の卒業生20名、教職員11名、柏葉会スタッフ14名が参加する和やかな会になりました。
冒頭、髙木会長から開催の主旨説明があり、平松校長から激励の挨拶がありました。
第1部はテーブルトークと名付け、平井副会長をファシリテーターに、現在医療機器コンサルタントをされている安食和博さん(45回s51)、機械メーカーエンジニアの笠原潔さん(55回s61)、準看護師の平沼舞さん(76回h19)が、それぞれの川崎高校時代や進学後の学生時代の思い出、社会人としての職業選択や仕事上の話をされました。安食さんは、世界各国、とりわけ発展途上国に医療機器を紹介することにより国際協力をしています。また笠原さんは新たな機械の開発を通じて社会の発展に貢献しています。平沼さんは東日本大震災の経験を通して看護の大切さを学び職業として実践しています。それぞれ、川崎高校の「自由」が今の自分を形成する契機となったことを共通に語られていたことが印象に残りました。
第2部は、担任だった先生方が、なかなか現役時代に伝えられなかったことを含めた自己紹介のあと、卒業年度毎に分かれて、飲み物とお菓子を交えながらグループトークを行い、それぞれのグループから、どのようなことが話し合われたか発表がありました。卒業して間もない時期ですが、社会人としての旅立ちに向けていい準備の時間になったようです。
懇談の最後に、市内でダンス教室を主宰する黒江乃理子さん(43回s49)がベトナム人留学生の支援と国際交流の活動を紹介、清澤星馬さん(84回h27)は自分たちでできる国際協力の楽しさを話してくれました。
会の最後に、フレキ川高第5代校長を勤められた伊藤眞人さん(42回s48)から、自らの川高生時代の話を交えた参加者に対する暖かい激励があり閉会しました。若い卒業生を対象とした初めての試みでしたが、日曜日にも関わらずご参加いただいた先生方、柏葉会幹事の皆さまのご協力により充実した会となり、加した若い卒業生からも「来てよかった」という声が多数寄せられました。終了後のスタッフ反省会では課題や問題点の指摘も出され、これを踏まえて次年度の開催を検討していくことを確認しました。2019年度の開催に向けて柏葉会会員のみなさまのご協力をお願いします。
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